乾癬克服への食事~玄米のすすめ 1~
病気の前後で食生活を変わらなければ、それは病気を治したとはいえない
私自身の体験上、どうしても”ステロイド軟こう”のトラウマで、西洋医学に対して不信な気持ちがあるのは事実です。
上記のことばのように、食養生とセットでからだを治していくという西洋医学の考えがもとであったようですが、現代ではその食養生の部分が抜け落ち、対処療法が治療のメインになっているようです。
いままで、かかった病院で食事についてアドバイスされるようなお医者さんはほとんどいませんでしたが、なかには、処方した薬についての副作用まで説明して、常用しないよう注意してくれたり、まず、薬に頼らずバランスのよい食生活の改善をすすめてくれるお医者さんもいました。
病院経営において、いろいろな諸事情があるとは思いますが、やはり患者としては、多角度からの病気へのアプローチと治療の選択肢を広げてもらいたいと思います。
海外では、ひとつの医学での現代の病気を治すことに限界を感じ、統合医療(予防医学、代替医療ともいう)が主になってきているといわれます。統合医療とは、近代西洋医学とほかの医学を組み合わせて行う療法なので、西洋医学 プラス 東洋医学であったり、アロマ、ヨガ、鍼灸、気功、ホメオパシーなど多種多様なものが存在するそうです。
このように、治療を選択できる能動的な医療こそ(まさに、カスタマイズ)、個々の体質や病状に合わせた最適な医療ではないかと、個人的には強く感じます。
それにしても、しらないような、あやしいようないろいろな医学が存在して、
どの医療と、どの医療を選べばいいの??
って、なりますよね?そこで、やっぱり、 ”食養生する”っていうのが、はっきり言って簡単、安全、安心、お金もかからないってことでいちばんかなと思います。
そこで、やっと玄米のすすめになるわけですが、わたしの食養生において、まず小麦粉を断つことのつぎに、絶大な効果を感じたのが、玄米でした。
食養生に関する本において、ほぼ全部、玄米食をすすめられていましたので、すぐ取り入れました。今まで玄米を食べたことがなかったので、味や触感については、ぼそぼそとして食べにくいという表現がされていて、すごく警戒しながら、ひとくち食べました。しかしながら、予想に反して、噛み応えがあり、かみしめるほど甘味というか、香ばしいような感じで、”おいしい!” と感じたのです!
わたしのからだは、玄米を欲していたんだ!
そう感じたのです。なかば強引に、小麦製品を制限され、白米から、いきなり玄米に替えられた家族は、最初、なにも言わず従っているだけのようでしたが、意外といける、となったのか、白米のときより、玄米のほうがたくさん食べるようになりました。
朝は、炭水化物は子どもたちだけ食べさせて、わたしと主人は抜きました。
昼、晩御飯は玄米の量は制限せず、始めたころは、たっぷりおかわりまでして食べていましたが、みるみる体重が落ち始めたのです。
こんなに、たらふく食べてるのに??
それもそのはず、大きい便りが、今まででたことがないほど出るのです。
家族全員、意見は一致しました。しかも、食べた量以上に出るのが、しばらく続き、日に二度、三度と出るのには、驚きました…。
主人に関しては、妊娠6ヶ月?くらいのおなかがみるみる、へこむので大騒ぎでした。
家族全員、体重が減っていったわけですが、主人のお腹のへこみ具合が、排毒のバロメーターのようになってました(*^▽^*)
…ちなみにですが、わがやのペットのわんこ、肥満気味だったのですが、主にドッグフードしか与えていなかったにもかかわらず、やせました…(8.3㎏→現在7.2㎏)
え?なんで??
朝食やおやつに食べていた、人間のパンやおやつをいつもねだって食べていたのが、無くなったのが原因しか考えられないんですが(*_*;
だれがなんといおうと、これは、玄米食により、体内の毒素の排出と、腸内の宿便が排出されたのだと、体感したのです。
西洋医学において、宿便というものは存在せず、内視鏡でみても確認できないと言われます。わたしもみたことはありませんし、あくまで個人的な見解になりますが、宿便は存在すると思います。小腸を取り出して広げると、テニスコート一面(大腸は反面)相当の大きさになると言われています。
その広げたテニスコート、想像してみてください。
遠くから見ても、近くから見ても、ちりひとつ落ちていない、きれいなコート…
そのきれいなコート内に入ってみると、目に見えない、うっすらと付いた土やほこりがあって、”玄米”という、ほうきでていねいに掃くと…それが、宿便ではないのかな、と思います。
玄米は生きています。
水につけると芽がでます。白米は、腐っていきます。
玄米は、繊維質、ミネラル、ビタミンが豊富で、完全栄養食と言われます。
そんな、日本のスーパーフードを取らない手はありません。
腸内にこびりついた毒素を根こそぎ、からめとってくれるものであると、
わたしのからだは、言っております(*^^)v