乾癬克服への食事~玄米のすすめ 2 ~
9割の病気は食事で治せる
と言われています。
じゃあ、あとの1割はどうなの?となりますが、遺伝的な病気など、やはり医学のちからを借りなければいけない病気もあります。わたしの想像をはるかに超える、つらい治療を余儀なくされているかたもたくさんいると思います。このようなつらい状況で闘病されているかたたちのために、医学の更なる進歩を強く願います。
しかしながら、わたしのように乾癬やアトピーなど、見た目が醜くなったり、かゆみで眠れないような事があっても、いのちに関わることはめったにないでしょう。
ですので、意外と軽く見られてしまう、ということがよくあります。
乾癬のために、仕事を辞めたときも、同僚から、なんとなく” そんなことくらいで ”
みたいな感じを受けたこともありますし、医者からも、
” 仕事辞めるほどのことでもないだろう! ”
と言われました。
いのちに関わることはほとんどないかもしれないけれど、慢性的な眠れないほどのかゆみや、見た目が醜くなり、ひきこもりになったり、うつ状態になったり、また悩んだ末、自殺に至ったり、
こどもの将来を悲観して、無理心中されたかたもいるのだという現実からも、深刻な病気であることに変わりないということを、お伝えしたいと思います。
どのような病気であれ、健康であれ、いずれにしても日々、口にするものの情報は知っておくべきだと思います。
…と、前置きがかなり長くなりましたが、前回からの玄米のすすめの続きになります。
玄米は繊維、ミネラル、ビタミンが豊富な完全栄養食で、腸内のそうじをしてくれる。
そんな万能な玄米ですが、残留農薬が多く残る玄米より、精米した白米のほうがからだにいいのではないかと聞くこともあり、迷うこともありました。無農薬で育てられたお米なら安心ですが、やはりお値段はかなり高くなりますし、わが家の家計状況から考えると、持続可能ではありません。
いろいろと調べてみると、農薬の使われた玄米を食べたひとと、白米を食べたひとの体内の残留農薬の量を計ると、白米を食べたひとのほうが、残留農薬が多かったそうです。それだけ、排毒作用が強く、農薬や添加物などもからめとって排出してくれるということです。
また、江戸時代ころから、庶民も白米を食べるようになり、このころから
” 脚気 ” (かっけ)が増えたそうです。脚気とは、ビタミンB1が不足して、全身の倦怠感や、足のむくみやしびれなどの症状がでる病気です。昔は、死者もたくさんでたそうです。ビタミンという栄養素について研究がすすんで、かかる人もほとんどみられなくなったそうなのですが、最近、加工食品など偏った食事をとる若者を中心に、また増えてきているそうです。
このことからも、玄米を食べるだけで、補うことができます。
また、戦時中、長崎に原爆が投下された爆心地の病院で、玄米と塩とみそ汁を食べることによって、その病院にいた全員が原爆症になることなく、奇跡的に助かり、長生きしたという話があります。(秋月辰一郎 - 長崎被ばく医師の記録)
玄米、味噌などの発酵食品、塩などの作用によって、放射能を吸着し、排出されたのではないかといわれています。
このような話から、無農薬にこだわらず、玄米を食べることを選択しました。
なかには、やっぱり農薬が気になる、玄米が苦手だというひともいると思います。
そう思われるかたは、白米に雑穀を混ぜて食べるのもいいかと思います。
やはり続けていくことが、大切だと思うので、じぶんのからだの調子や好みに応じてカスタムされてもいいと思います(*^_^*)
最後に、玄米を食べて食養生するにあたり、あまりの排毒作用が強力なため、ながく玄米食を続けることでかえって、ミネラル不足を起こすと聞いたことがありました。
そのようなことも考慮して、1年くらいは玄米を続けて、現在は5分づき精米したものを普段食べています。玄米にくらべると栄養価は下がりますが、白米よりは残っていますし、白米に近く食べやすいです。黒豆やあずきなどを入れたりして、栄養を補っています。そろそろ、毒素溜まってきたかなーーと家族で一致したときは、玄米を食べたりします。すると、もりもり排出されます(*^^)v
玄米について、ご参考までに(*^_^*)