おとなのための、健康的なお酒のたしなみ方
原因不明の、難治性皮膚疾患、乾癬を寛解(症状を出ないようにすること)させてから、二年くらい経ちました…。
約半年、徹底した食事管理、適度な運動、睡眠の質を上げること、前向きなメンタルを保つことなど、こつこつと積み上げていきました。
そのような食養生中は、ほぼ毎日飲んでいた、大好きなお酒も制限しました。
最初の頃は、晩酌にビールを美味しそうに飲む主人を見るのが、つらかった…(>_<)
ですが、お酒もくせのようなもので、飲まずにいることに、だんだん慣れてきます。
でも、やっぱりたまには、飲みたいので、晩酌の気を紛らすため
そもそも、お酒って、からだに悪いの??
と、調べてみました(*^^*)
お酒は、百薬の長
と、適度に飲むことは、からだに良いと、昔から言われているようですが
一方で、ストレスなどから、つい深酒をしてしまい、二日酔い程度で済むならともかく、いろいろ、やっかいなことに巻き込まれたり、職を失ったり、最悪、死に至ることもあり、おおきな代償を払うこともあることなどから、お酒を飲まないひとからすると、
なぜ、そこまでして、お酒を飲みたいのか…と、しろい目で見たくなるのも、よくわかります…。
そうなると、やっぱり、お酒はよくないのか…という結論になりそうですが、
お酒の質の見極めと、飲み方によって、からだにいい影響を及ぼす
と、お酒大好きな肯定派のわたしと、一時なりとも、お酒を制限した半信半疑なわたしの意見を、検証した結果、このようになりました。
けっっして、お酒を飲むことを肯定したかったから…では、ありません!!(^▽^;)
一般的に日本で好まれるお酒
ビール🍺
わたしたちの時代は、”とりあえず、ビール” で、よく乾杯したものでした。
いまの若いかたたちの、ビールの消費が減っているそうですが、やっぱり、ビールのあの独特の苦みと、しゅわしゅわとした炭酸がのどごしすっきりで、食欲をそそりますよね(*^^*)
ビールについての詳しいうんちくなどなさておき、酒税の関係で、ビール、発泡酒、第三のビール、そしてノンアルコールビールがあるということはご存知ですね。
ビールは基本、麦芽とホップ と水のみで作られるのですが、アルコール度数を変えたり、大豆やトウモロコシなどを混ぜたものが、発泡酒や第三のビールになります。
そこで、たくさんあるビール等の原料を、いつものように(^-^; チェックしてみました。
意外と、麦芽とホップ のみで作られているものは少なく
大豆やコーンスターチを使われているものが多く、
またノンアルコールビールで、特定保健用食品として、
難消化性デキストリンや、カラメル色素、ビタミンⅭ(酸化防止)、アセスファムK(甘味料)、香料などが入っているものがありました。
難消化性デキストリンとは、トウモロコシから作られていて、糖や脂肪の吸収を抑える添加物として、ダイエットなどで飲むかたも多いようです。
清涼飲料水なんかにも、難消化性デキストリンが入っていることで「特保」に
なります。
わたしも、食養生中、特保だし、たまにはノンアルコールだしいいよね…と飲んだことがあるのですが、原材料を見て、なんとなく飲む気が失せてしまいました…
やっぱり、聞きなれないカタカナの添加物は、違和感なのです…
…ということで、よくわからない原材料が入っている安いビール類を2本買って飲むならば、値段が倍でも、できるだけ、麦芽とホップのみのものを1本買って飲むことを
いまのところ、週末に500mlの缶ビールを、食後のお楽しみで、旦那さんと分けて飲んでいますが、ビール風ならなんでもござれ、湯水のように質にこだわることなく飲んでいたころと比べると、
少量でも、美味しくいただけるようになりました(*^^)♪
我が家のエンゲル係数を上げていた、酒代も大幅ダウン↓です♪
日本酒🍶
旦那さんもわたしも、酒蔵巡りをしていたほど、日本酒が好きです(^^)
やはり、食養生前は、原材料にこだわることなく、産地や銘柄で選んだり、
寒い時期は、お鍋🍲のおともに、紙パックのお安いお酒を熱燗にしたりして
よく飲んでいました。
お酒は基本、米と米麹 と水のみで作られます。
世界的に日本酒ブームですが、
精米歩合の数値が低いほど、高品質だといわれています。
お酒好きな方ですと、好みもありますが、高価であっても、純米酒以上を
買い求めてしまいます(*^_^*)
そこでっ!
またまた、原材料チェーーック(^-^;
ビールに比べると、ほとんど混ぜ物がなく、唯一気になったのが、
添加物ではないようで、純米酒以上の高いお酒にも含まれているものも
あります。その場合、発酵中の酵母に影響を与えて、美味しいお酒を造るために
少量添加されるもので、”量増し” のためでは、ないようです。
逆に、安価な本醸造酒には、量増しとして使われていることも多いようです。
大量にお酒を飲むのが、そもそも良くないのですが、
ドラマなんかで、一升瓶の安価な酒?を飲んだくれて、ちゃぶだいひっくり返して
暴れる父、みたいなイメージがあるんですが、
あまり混ぜ物が多いお酒を大量に飲むことは、おすすめできません。
わたしの家族もお酒が好きで、よく飲んでいたのですが、
混ぜ物が入っているお酒を飲んでいた時は、次第にけんかに発展する…と
いうことが多かったのですが、純米酒以上のお酒を飲むようになってからは、
和やかな雰囲気で飲むようになった、と感じるのです。
ストレスの発散に、お酒にだけ依存せず、”良いお酒” を、美味しく飲むことは
からだにとっても良いと思います。
なんといっても、日本の主食である、お米を発酵させてつくられた日本酒は、
日本人のからだにも、なじみやすいと感じます。
ビールのおともは、あの炭酸のしゅわっと感から、揚げ物など、脂っこいものが
合いますが、日本酒は、わりと、魚介類などのヘルシーなものと合うので、
からだへの負担も少ないかと、思います。
美味しい日本酒を楽しく飲むことは、からだにいい…ということで、
週末のお楽しみで、楽しんでおります(^^)♪
参考までに↓
ワイン
フランス、イタリア、チリ、アメリカ、オーストラリアなどたくさんの国から輸入されるワイン。値段も手ごろなテーブルワインから、年代物の熟成された高級ワインまで、ワイン好きな方も多いですが、わたしもよく飲んでいました。
チーズや生ハムなど、おしゃれなおつまみとよく合いますよね。
赤ワインに含まれるポリフェノールが血液をさらさらにしてくれると、人気も高まりました。
しかしながら、輸入、国産ワインにかかわらず、ほぼすべてのワインに、
酸化防止のための亜硫酸ナトリウム という、強い発がん性のある添加物が入っています。
そのようなことを気にするかたも増え、最近は、国産の無添加ワインが多く出回るようになりました。わたしもたまに、値段も手ごろで、亜硫酸ナトリウム無添加のワインを飲んでいます。
理想のワインが飲めるようになったな~なんて思いながら、
またまた原材料をチェック…
濃縮還元果汁使用…フレッシュな果実から作られたのではないようです…
もちろん、普通に生のブドウで作られたワインもあるようですが
製造の仕方が従来のワインと違い、工場で大量生産されているので、お安いとか。
製造方法など、詳細はわかりませんが、熟成された外国産の美味しいワインは、
たまに楽しみ、ちょくちょく飲まれる場合は、無添加ワインを、という風に
してみてはいいかなと思います。
ウイスキー・ブランデー・バーボン
わたしも、よく飲みました(^-^;
原材料は、モルト、グレーンといった大麦、らい麦やトウモロコシを蒸留したもの
です。バーボンやスコッチも同じ種類に分類されます。
ブランデーは、主に白ブドウを使った蒸留酒で、コニャックも同じ種類に
分類されます。
バーボンは、トウモロコシが主な原料の蒸留酒です。
これらは、あまりたしなみませんので、よくわからない…のですが、
買われる際は、しっかりと原材料名をチェックし、なるべく混ぜ物の
少ないものを選ぶようにしましょう。
お酒も、発酵食品のひとつです!
ストレスのはけ口としてでははく、きちんと選んで、美味しく、ありがたく
適量を頂くことで、からだによい影響があると実感しますので、
楽しくいただきましょう(*^▽^*)