身土不二 からだにやさしい野菜ってなに?
よく、健康的な食事において、バランスよく、両手のひらいっぱいの野菜を毎日食べましょうといわれますが、結局、
どこで
なにを
どれくらい
どのように
野菜を食べればいいのか、よくわからず、両手のひらいっぱい食べられない分は、市販の野菜ジュースで補うとか、とりあえず、好きな野菜中心に、量が減って食べやすいので、炒めたり、焼いたり、揚げたりして、わたし、けっこう理想的な野菜生活してますよ?ってひとも多いかと思います。
わたしもそうでした。
でも、食養生するうえでも、健康なからだ作りをするうえでも、基本的なところが間違っていたと感じました。
前回の野菜の化学肥料と農薬のはなしから、やっぱりできるだけ、自然に育った野菜を食べるほうが、栄養価も高いし、からだにはいいですよね。
でも、有機栽培や減農薬の野菜も増えてきて、値段も少しづつ安くなってきたとはいえ、毎日の食事の野菜を、すべて買うことは困難でしょう。少なくとも、わがやは、無理です(-_-;)
わたしは、できるだけ、地元の農協へ足を運び、新鮮な野菜を買うようにはしています。身土不二といって、住んでいる地域で採れたものがからだになじみもいいし、なにより新鮮で、旬の野菜ですと、スーパーで買うよりお安いのです。
もちろん、スーパーでも買いますし、無理がない程度でいいと思います。
旬の野菜は、化学肥料や農薬をあまり使わなくても、よく育ち、栄養価も高く、お値段も安いので、旬の時にたくさん買って、食べることをおすすめします。
いまなら、春キャベツがやわらかくて、甘くておいしいですよね♪
それから、乾癬の食事療法において、野菜であればなにを食べてもいいというわけでは、ありませんでした。
エドガーケーシー療法では、治療期間、ナス科の野菜の摂取を制限されています。よく食べる、ナス科の野菜といえば、なすび、トマト、ピーマン、じゃがいもあたりになります。食事療法前は、ナス科の野菜は、けっこう好きなほうで、栄養があるし、いろいろな調理法もあるし、主に夏野菜とはいえ、スーパーに行けば、冬でも手ごろな値段で買い求めることができるので、ほぼ毎日なにかしらの、ナス科の野菜を取り入れた料理をしていました。
ナス科の野菜は、なぜだめなのか?
意外と知られていないのですが、けっこう毒性が強く、アレルギーを引き起こしやすいようですので、なにかしらのアレルギーがあるひとは、避けたほうが無難のようです。
健康なひとでも、あまりひんぱんに食べるのは、おすすめではありません。
その毒性によって、腸壁が薄くなることで、たんぱく質が血液に漏れ出し、アレルギー反応がでるリーキーガット症候群になるといわれています。(小麦グルテンも一因とも言われています)わたしのからだもすくなからず、影響があったと思います。
と、いうことで、ナス科の野菜は完全に避けました。
いまでは、からだのようすをみながら、食べていますが、食べすぎなければ、大丈夫かなと思います。
また,マクロビオティックでは、野菜は皮ごと、熱調理して食べることが基本ですが、
食養生においては、生野菜を積極的に食べることで、酵素をとるようにしました。
朝食に、スムージーはやっぱりおすすめです。
甘酒にリンゴやバナナ、キウイなどをいれたスムージーはおすすめ♪
酵素とは、わたしたちが生きていく中で欠かせない物質で、からだのなかでつくり出しています。大きく分けて、「消化酵素」と「代謝酵素」があり、一生のうちで体内でつくられる酵素はある程度決まっているそうです。
そして、加齢とともに酵素の生産量も減ってきて、酵素が作られなくなる イコール 生命活動が終わることを意味するそうです。
酵素は、火を通さない、生の野菜やさかな、肉や発酵食品などを食べることによって補えるので、酵素を無駄遣いしないように、食養生中は積極的に生食するようにしていました。
なんとなくからだがだるい…
しんどい…
というひとは、おそらく消化することで、内臓に負担がかかり、しんどく感じるのだと思います。
生野菜は、からだを冷やすともいわれます。
食べる前にお味噌汁など食べてから、摂ると負担も少ないようですので、
特に朝食に、生野菜を積極的に食べることをおすすめします。
からだがかなり、かるく感じますよ(*^^)v
最後に、市販の野菜ジュースですが、
熱処理によって、酵素はありませんので、酵素補給にはならないようですので、
ビタミンや繊維質の摂取ということでしたら、いいかなと思います。