乾癬になった原因をふりかえる
幼少期ふりかえる…
幼少期は、食べ物の好き嫌いも多く、食も細いほうでした。母の手料理は上手だったと思いますが、特に食育のような事をするでもなく(当時、食の安全とかそんな知識は皆無だったと思います)、毎日駄菓子屋さんで添加物や着色料たっぷりの好きなお菓子を買って食べるというのが、日課でした。
そんな食生活も原因してなのか、背中じゅうに膿疱がたくさんできたことがありました。うみが溜まって腫れあがり、背中全体が痛く、両親がその膿をひとつひとつ指先で絞り出すのですが、それはそれは痛くて、泣き叫んでいたのをよく覚えています。
中学生の頃…外用ステロイド使用開始→2年前まで常用
このころ、両親が某有名パン屋さんを始め、二階が住居スペースで一階が店舗という生活スタイルになり、幼少期のような偏食は減ったものの、両親も忙しく外食も多く、お腹が空けば、好きなパンやお菓子食べ放題(子供にとっては夢のようですよね)でした。
そんな食生活も原因なのか…特に両親の手伝いとして食器の洗い物などの水仕事をひんぱんに手伝うでもなかったのですが、いわゆる主婦湿疹のような、小さな水疱が手のひらや指にできるようになり、かゆみがあるので掻きむしったりするうちにあかぎれのようにどんどんひどくなっていきました。
そのころ、市販で”魔法のようにすぐに治る塗り薬”を両親が買ってきてくれました。
それはそれは、よく効いて塗れば翌日にはほとんど治ってました。(ま、もちろん市販とはいえステロイドたっぷり入ってたわけですが)
主婦湿疹のようなものは、結局2年前まで多少良くなったり、悪くなったりでステロイド漬けの手でした。
また、足の裏に水虫のようなものができて、両足の裏全体の皮がべろんとめくれたような状態になったこともありました。
高校生以降…
あいかわらずの手湿疹で、近くの皮膚科を転々と受診するも、結局は同じようなステロイド剤を処方されました。一度、家から離れた評判のいい皮膚科に長時間待たされた挙句、1分ほどの診察で、けっきょくまた同じステロイド剤を処方されました。
結局、どこでも同じか…
年頃になると、メイクもするようになったんですが、今度は顔中ニキビができて、これは女子にはすごくキツかったです…化粧品も合わなかったのか、単に肌が弱かったのか…
友人の勧めで、クロロフィルの化粧品を使い始めたのですが、これは絶大な効果がありました(*^^)v
結婚後~2年前まで
二人の子供にも恵まれ、専業主婦として家事育児を担う日々。
手湿疹はあいかわらず…いや、やはり家事育児は水仕事が大半で、手湿疹に加えあかぎれもひどく、指先はいつも切れていて水仕事は本当につらかった…
よく2年前まで何十年も我慢できたなと思います。
育児疲れや加齢からか、肉体疲労も年々増しました。
胃痛が続き、受診すると胃潰瘍であることがわかり、飲み薬でのピロリ菌の除菌で完治できました。
…でも、今振り返ると、その胃潰瘍の除菌治療後あたりから乾癬が始まったのではないかと思います。でもそれは、必要な治療だったと思います。
もしかすると、幼少期からたまりに溜まった体内の毒がマグマのように吹き出すきっかけが胃潰瘍であり、また薬の服用だったのかもしれません。
それから約10年…体のなんとなく不調が続くと共に、下肢にできたひとつの赤い発疹から、じわじわと乾癬が広がり始めたのです!